転職せずに副業という選択
学歴も会社も頼れない時代にどうやって生き延びるか、をテーマにしたこのブログ。これまでにも、転職についての話を紹介してきました。
今回は、副業を考えてみたいと思います。
転職を考えている方のお役に立つ話になれば幸いです。
これまでに紹介した記事
これまでにも、副業について書いてきました。
弊社のブログは、サイト内検索がありますので、「転職」「副業」でサーチしていただけると、関連した話題を読むことが出来ます。
転職についてのブログでは下記のものがよく読まれています。
仕事をやめたくなる理由
私は、新聞社に入る前に他の仕事をしていた経験があります。
転職をしたきっかけの一つが先輩の助言でした。先輩から、「この会社では君がやりたい仕事は出来ないよ」と言われました。
やりたい仕事は簡単にやらせてもらえません。ところが、私が勤めていた会社では、そもそも、会社の方針として、そのような仕事をする機会がないというのです。
簡単に退職してはいけないと思いました。また、先輩が言っていることが本当なのかと疑いもしました。
採用面接の時に、役員の人は、私がやりたいと思っている仕事を今後取り組む方針だと言いました。ところが、先輩の言っていることが現実であることがいつくかの経験から次第にわかり退職。紆余曲折を経て新聞記者になりました。
みなさんの周囲でも退職した人はいると思います。本当の退職理由やその後のことは、なかなか知ることは出来ないと思います。私も退職する際は、今後のことを聞かれましたが、なんとなくごまかして去りました。
最近、私の知り合いで退職した人たちが去り際に語った話を要約して紹介したいと思います。どこまで本当かの裏取りは出来ていません。
①Aさん 落ち目の会社を立て直そうと頑張った。役職がつくポジションとなり、経営陣にその気がないことを知ってしまった。子どもが大きくなり、収入面での不安はそれほどではなく、パートナーの稼ぎがあるので、転職することにしました
②Bさん 今後のことははっきりしてはいないが、仕事の方向だけ決めた。具体的にはこれから決める
③Cさん 職場をリストラされ、まったく自分に合わない仕事をやらされている。家族はパートナーのみ。とにかく退職したかった
「退職しなくても良かったかな?」
一方で、退職してから後悔している人もいます。
嫌な仕事だけど割り切って働き、できる限り手を抜きながら時間を稼いで、次の準備をすれば良かった、と話した人もいます。
また、退職金に加算があると思って、飛びついたが意外とたいしたことがなかったことを後から知った人も。この話は、別のブログで紹介しています。
また、前職よりも高給取りとなり、前途洋々かと思いきや、苦労もあるようです。
新しい会社では、フルパワーで働かないと認められないというプレッシャーがあるそうです。気持ちは切り替わったが、仕事の時間と質的にかなりきついという本音も聞きました。
周囲もどれほど実力があるかという感じで、非協力的とは言えないまでも、なんとなく距離を感じるようです。
副業を積み重ねる
先のことを決めずに退職した人の中にはユニークな作戦を選んだ人がいました。
転職活動をしながら、短期の副業用の仕事を請け負っているというのです。自分にあっている仕事を見つけるためです。
副業用の仕事も経歴として積み上げ、転職時のアピールに利用しようと考えています。さらに、副業をすることによって、自分にどのような技や経験があれば、市場価値が高まるかも見極められるのが利点です。
この人は、そもそも、会社員には戻りたくないので、副業を組み合わせてフリーとしてやっていけないかとも思っています。
「長期的にはわからないが、現時点でそこそこ稼げている」と言い、もしかしたら、このまま脱サラも夢ではないのかも知れません。
まとめ -一呼吸置いて考えてみるのも選択肢-
今回の記事は、転職を止めましょうという話ではありません。
転職活動をして知ることもあると思います。ただ、無理に自分を追い込んだり、「退職金を増やしますよ」という言葉に安易にのったりしたりせず、選択肢をよく比べてみてはどうでしょうか。
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