「右手にペン 左手にメモ帳」をやってみた
みなさん、こんにちは。「かく企画」社員の仮面ライターです。
以前、弊社の社長が「【ブロガー必読】右手にペン 左手にメモ帳」という話を書きました。
読んだときは、「へぇー」というくらいの感想でしたが、やってみたところ、「おやおや」と思い、今回はその体験記を書きます。
社長の散歩
社長が書いた話は、該当回を読んでいただけたらと思います。
私が実践してみようと思ったのは、散歩前に机に目をやると単語カードがあったからです。メモ帳ではないのですが、「一番身近にいる人が実験してみるのも良いのではないか」と、手に取りました。
私は小説とブログを書きます。基本的に机に向かって考えます。散歩中にこれまでも考えることはありました。ただ、メモをとることはしなかったので、何か変化があるとおもしろいなぁ、と軽い気持ちで実験してみました。
思い返してみると、歯を磨いているときとか、シャワーを浴びているときに、「あ! これっていいかも」といことはありました。
ただ、アイデアを出したいがために、しょっちゅう歯を磨いたり、シャワーを浴びるのは、水道代の点からあまりよろしくはありません。その点、散歩であれば運動にもなるし、一石二鳥です。
散歩中に単語カードのことを忘れる
散歩に出ました。外は朝方とは言え、気温がすでに上昇しています。
木陰を選んで歩いて行きます。地面をトカゲが走って行きます。子どものころは、トカゲのしっぽを切って遊んだことを思い出しました。
すると、後ろから来た二人組の女性たちの会話が聞こえてきます。知り合いの話をしているようですが、これがおもしろい。
すたすたと歩いて行くうちに20分は過ぎていました。完全にポケットに入れていた単語カードの存在を忘れていた私。
「よし、なんか考えよう」
社長は出発前に準備しているようですが、私は超いい加減。その場で考え始めました。
手始めにブログのこと。最近、家にこもっているし、おもしろいネタがないなと思っていると、ふと思い出しました。
週1回の「かく企画」の会議で、ブログの「自学」についての記事が少ないということを社長と話し合ったことがありました。
「自学ねぇ」
ところが、前に書いたことが思い出されるだけ。ダメだこりゃ、と思っていると、スズメバチらしき死骸がアリに運ばれているのを発見。暑いのによく働くアリ。分解されたハチの体の構造に見入っている私。アイデアを考える気があるのか、自分でもよくわからなくなりました。
すると、どういうわけか、自学に関連する話を思いつきました。「良い感じ」と、また歩を進め始めました。いくつかの項目を思いつき、足を止めて、走り書きで単語カードに書きます。
並べ替えたら、ブログの記事になりそうです。
それから、調子に乗ってさらに歩きます。
自分が移動しているので、視界がどんどん入れ替わっていきます。もともと集中力散漫な私。考えていたと思いきや、先ほどのようにハチの死骸や通りすがる人に目が行ってしまいます。
すると思考は当然ストップ。「これでは社長の教えを無駄にする」とは思いませんが、改めてブログについて考えます。
それにしても日差しが強い。空を見上げ、急成長中の積乱雲を見上げると、なぜか、先ほどまで考えようともしなかった、小説のアイデアが。「あれれ」という感じです。それも、走り書きをしました。
思いの外効果が出た「右手にペン 左手にメモ帳」
今回の散歩では、五つものブログアイデアが生まれました。恐るべし社長の記事。
こんなことを書くと、「毎日、ずっと歩いていたら」と社長命令が下りそうですが、アイデアが出るならそうしても良いかと思いました。
このブログを読んでいるみなさんにも、やってみてはどうでしょうか?
それにしても、普段、歩きながら考えているのに、アイテムを手にしただけで、どうしてこんなに結果が違うのか。ただの当たり日だったのか。
くれぐれも熱中症にはお互い気をつけましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません