堕落のすゝめ ー落ちるところまで落ちるー

自己管理

 「かく企画」社員で、心はすでにフリーランスの仮面ライターです。

 やる気が出ず、小説を書かなかった時期がありました。

 「学歴にも会社にも頼れない」と考え、スキルアップのために取り組んでいる自学は遅れまくりという有様でした。本日は、自分に何が起きていたのかを正直にお伝えし、やる気が出ない時の解決への道筋を書きたいと思います。

 さて、自分に何が起こったのか。

それは夏の終わり 流行病が運んできた

 始まりは、もしかしたら、新型コロナウイルスの感染かもしれません。感染したのは2022年夏の終わりです。コロナが世界に広がり始めた頃よりは、ウイルスが弱毒化しているようで、生きるか死ぬかという状況にはなりませんでした。

 でも、さすが新型コロナウイルス。私の場合は、微熱より少し高い熱が下がらず、頭痛が10日間以上は続きました。とにかく頭が痛いのでイライラします。

 それが治り始めたら、頭はボーッとして、咳が続き、痰が切れません。「ボディブローのように」というダメージの表現がありますが、ボディブローよりもう少し強いパンチを受けているようでした。嗅覚障害も出ました。

買ったばかりのPCも やられてしまった

 そして、買ったばかりのパソコンがコロナに罹患した頃に壊れました。3年間買うのを我慢して、調べに調べて買った高性能パソコン。なんでこんな時に壊れるのか。保証期間中なので、無償で修理されました。

 1番の損害は、1ヶ月分の小説のデータが消えたことでした。

 小説の書き方を再考していた時期でした。だから、ポジティブな考え方に切り替えることにして、データ消滅を良い出来事と受け止めました。前向きなのですが、やっぱり一生懸命書いたものが消えるのはショックでした。

 コロナにかかってから約1ヶ月半、体調不良で飲酒はしませんでした。精神科医でYouTuberの樺沢紫苑さんが勧めている朝散歩は、3週間ほどで再開しましたが、運動が出来ませんでした。息切れをしなくなり、1ヶ月くらいしてから運動をまた始めました。これまでに比べたら、とても軽い内容ですが、今度は、上半身と下半身の関節が痛くなってしまいました。

 それでも、2、3日くらい空けては軽い運動をするということを繰り返しました。残念なことに、関節が痛いままです。医師を信じないわけではないのですが、整形外科に行って良かったという経験がありません。

「もっと痛くなったら病院に」と思い続け、今に至っています。

 そして、運動が不足すると、悪い影響が出始めました。

負の連鎖 悪循環のスタート

 仕事を終えた後、ポータブルゲームをするとなかなかやめられないのです。そして夜遅くまで、ブルーライトを見つめていると眠気がきません。段々と悪循環になっていきました。

 飲酒については、コロナに感染した後、めっきり弱くなってしまいました。それは良かったのですが、酒を飲んだ翌日は、前以上に日中眠くなったり、仕事の成果が落ちたりしています。

 最初の頃は、「まずいなぁ」と思いながら、自学や小説の予定を作り直しました。

 私は、このブログを運営している「かく企画」の週1回の会議「週次会議」で、すべて報告します。かく企画の社長には、隠さずに報告しました。

落ちるところまで落ちてみたら

 コロナ感染前は、週次会議で報告すると、自分を見つめ直すことが出来ました。つまり、長くても6日あれば、仕事のペースが元に戻りました。

 ところが、今回は報告しているのにも関わらず、相変わらず、いろいろなことをサボりました。正直、どこまで行くのだろうと、自分を突き放してみました。

 一緒に仕事をしている藤田社長には申し訳ないけれど、2週間以上はだらけていました。

 そして、ある日の朝散歩中に考えました。

 自分は小説を書いて生きていきたい。書いたら楽しいのに、どういうわけか席に向かわない。お気に入りのパソコンが修理から戻ってきたのに。どうしてだろう。

 これまで、何かを成し遂げたと思えることがなかった人生。そんな私が、小説を2作書くことが出来て、3作目はもっと良くなっている。一日の中でやりたいとこはたくさんあって、夕方には、「あれも出来てない。これも出来てない」となる。

 どれこもこれも出来ない日がある。それは、自分でもわかっていた。だったらどうしようか。それなら、自分が好きなことだけはやろう。小説だけは書こうじゃないか。

 好きなことを2週間以上もやらずにいたから、自分が自分に「そろそろ好きなことをやってみたら」と言ったのか。それはわかりませんが、朝に散歩をしていた時に、そう思えたのです。

 私はこのブログの原稿を書くことも大好きです。どれだけの人の役に立つのか、まだはっきりとはわかっていませんが楽しいのです。それは、藤田社長の原稿をチェックしている時に感じる感覚が、自分の原稿からも生まれていると信じているからかもしれません。

 小説、ブログ、バイト、自学の順に、一つずつ取り組んでいこうと思い直しました。

 波はある。でも、必ずやりたいことは出来ると考えています。みなさんも、いまいちな時は、一緒に落ちるところまで落ちてみましょう。自分には、自分を大切にする力が宿っています。

 余談ですが、整形外科には早めに行こうと思います。だって、体が元気でないと、楽しくないからです。

自己管理

Posted by かく企画