ミラン・クンデラ「小説の技法」

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 こんにちは、仮面ライターです。

 今回は、ミラン・クンデラさんの「小説の技法」(2016年、岩波文庫)です。小説ではありません。

 クンデラさん(1929~2023年)は、チェコスロバキア生まれのフランスの作家です。この本は、1986年に刊行されました。7編のテクストが1979~1985年に、個別につくられ、それをひとまとめにしたものです。

 私は小説を書いています。デビューはしていませんが、もう何年も書いています。一作ごとに、前より良い小説、自分が納得できる小説を書きたいと思っています。もちろん、デビューしたいとう気持ちは強くあります。

 これまでに、小説を書くというテーマの本で影響を受けた(まだ受けている)のが、スティーヴン・キングさんの「書くことについて」(2013年、小学館文庫)です。村上春樹さんの「職業としての小説家」(2016年、新潮文庫)のなかで触れられていたので手にした記憶があります。(村上さんの「職業としての小説家」にも、インスパイアされました)

 クンデラさんの「小説の技法」は、欧州人っぽさが色濃く出ています。一言で言えば、理屈っぽくてわかりにくい。

 それに比べると、村上さんは日本人らしい感じがします。理屈で構成をガチガチ固めるのではなく、流れるようなエッセー調です。

 キングさんはやっぱりアメリカ人だと思います。理屈っぽさはなく実践的。キング、村上、クンデラであれば、やっぱりこの手の本はキングがダントツ一位です。

 「書くことについて」に比べると、ローマ法大全くらい退屈そうで、読みにくい佇まいをしているのが「小説の技法」です。「実存」とか語ってますから。

 それなのに、どうしてこの本を紹介するのか? それは、魂の言葉というか、クンデラさんの熱い思いが書かれているからです。大事なところを私はノートに書き出すのですが、この本については、数ページにわたってメモを取りました。

 理屈っぽいミラン・クンデラ、実戦主義的なスティーヴン・キング、感覚を大事にする村上春樹。ただ、書くことへの思い出は共通点がありました。

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Posted by kamenw