仕事の目標を作る極意
みなさん、こんにちは。「かく企画」社員の仮面ライターです。
今回は、仕事の目標についてお話したいと思います。みなさんは、仕事の目標を作っていますか?
私が務めているバイト先では、上司と話し合って、目標を作ることになっています。それとは別に、職場では公にしない自分だけの目標を作るようにしています。
この記事が役に立つと思われる方は次のような人たちです。
・退職・独立を考えている人
・40代後半になり厳しい状況に置かれていると思っている人
・20・30代と若く、会社の仕組みを知らない人
最小限の目標を作る
会社を辞めようと考えているならば、最小限の目標を作ることをおすすめします。
最小限の目標は、いつ退職するかによって、同じ人でも変わると思います。ただ、共通しているのは、そう遠くない未来に退職するということです。
どうして、最小限の目標が必要なのでしょうか
次のステップのため
次のステップのために時間を捻出しようと考えると、自分の時間を現在の仕事へフルに費やすことは出来ません。
自分をごまかさないため
現在の仕事に必死になることで、自分をごまかしてはいませんか? 私の経験では、必死にやっているどころか、どうでも良い作業をして必死に仕事をした気分になっていました。
もし、本当に必死に取り組んでいた場合、それはそれで良くないと思います。現在の仕事に未練が生まれるからです。
時間の使い方が変わる
現在の仕事について最小限の目標を決めると、1日の時間の使い方が変わります。
雑務はさっさと片付ける。判断に迷ったら、短時間で決める。こうして、出来た時間を無駄遣いせずに、次の仕事に関わる時間につぎ込むようになります。
最小限の目標のもとで働く
私は、最小限の目標を作るまでは、無駄なことをしていました。
メール対応を丁寧にしてみたり、職場でどうでも良い会話に時間を割いたり。退職後のことを考えると、些末なことに時間を使っていることに気が付きました。
もちろん、今やっていることが将来どんなところで役に立つかはわかりません。過去に嫌々やっていた仕事が今に役立っているということはあります。
ただ、そんなことを考えていたら、いつまでも同じところをグルグルとしているだけです。
最小限の仕事にしぼっていると、周囲に迷惑をかけるかもしれないという場面もあります。私は、必ず迷惑がかかることが見えている時は対処しています。ただ、結果的に迷惑がかかるのはしょうがないと諦めることにしました。
人事評価からの解放
最小限の仕事に集中しているので人事評価から解放れます。クビにさえならなければよいという覚悟で日々を過ごしています。
過去を考えてみれば、きちんと仕事をしていても評価されなかった経験があります。逆に、意外にもかなり良い評価がついていたこともあります。
脱線しますが、私は人事評価を見ないようにしていたのですが、あまりにも評価が下がったので強制的に通知されました。ちなみに、私にびっくりするような低評価をつけた元上司は、その数年後、びっくりするような不祥事を起こしました。人事評価なんてそんなものです。
先ほど、良い評価をつけられたことがあると書きましたが、人事評価はいい加減なものである、と頭では理解していても、高評価が出ると幻想を抱きがちになります。自分もそうでした。
人事評価の仕組みを知れば、無駄なアピールは意味がないことがわかります。
評価の仕組みの前提として、年齢で大まかな評価は決まっています。要約すれば、アラフィフの人に高評価は出にくい仕組みです。
思い返してみれば、小学校の成績では、教師の主観が影響しました。そんなどうでも良い成績のために、やりたいことを我慢したり、無駄なことを必死に取り組んだりするのか。
企業の人事部門が、客観評価を強調していても、実質無理です。特に、経営が傾いた企業では、「公平な人事評価」を盾に、業績評価反映を利用して給料を下げています。
真ん中の評価を得るために、必死になるのか。それとも、次の20年のために行動するのか。みなさんはどうされていますか?
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