【ブロガー必読】右手にペン 左手にメモ帳 ー散歩しながらブログの構成を考えるー

 皆さん、ブログのネタ探しや文章の組み立てに困っていませんか。今回は、私が取り組んでいる散歩をしながら構成案を練る方法をご紹介します。

 こんにちは、社長の藤田です。2002年から14年間、とある地方新聞社で記者職に従事。2021年からフリーライターとして活動しており、書く仕事は通算15年以上にわたります。

 また、2023年1月からは「学歴も会社も頼れない時代にどうやって生き延びるか」をテーマに、仮面ライターさんとブログを書いて情報発信しています。

 私はよく、散歩をしながらブログの内容を考えます。ブログにとどまらず、フリーライターの仕事で請け負っている記事の構成を組み立てたりもしています。

 この文章では、私が実践している歩きながらあれこれ考える方法について説明したいと思います。

 なお、散歩の効用については、以前仮面ライターさんが書いていますので、そちらもぜひお読みください。

散歩の前に テーマを思い浮かべる

 まず、散歩前の準備についてです。

 まず、ブログのテーマを五つぐらい考え出します。あまり細部まで考える必要はなく、「仕事でプラスになる名刺」「フリーライターの定年」「ピロリ菌退治」(それぞれリンク張る)といった抽象的なフレーズで結構です。

 そして、思いついたフレーズをメモ用紙に書きます。紙がもったいないですが、メモ用紙1枚につき1フレーズ書くと後々楽になります。

散歩に出発!

 準備ができると、いざ散歩に出発!

自宅近くの車の少ないコース

 私の散歩は、自宅周辺の神社などを巡るコース。体に負荷を掛けるため、あえて上り坂を入れています。このコースを、できるだけ速歩で進むようにします。考えながら歩くので、車の少ない道路を選んでいます。

 着想をいつでもメモできるよう、右手にボールペン、左手にメモ帳を持って歩きます。この外見はかなり怪しいですが、他人は思ったほど自分に注目していません。たまにすれ違いざまに変な顔をされることはありますが…。

歩きながら構成案・内容を考える

 歩いているときは、出発前に思いついたテーマそれぞれで、文章の構成案を組み立てます。大見出し、小見出しのフレーズを考え、必要に応じて順番を入れ替えるなど、頭の中でいろいろと思案します。

 構成案だけでなく、文章の内容、どんな話題を盛り込むか、使える言葉や表現方法などについても思い巡らせます。ただ、頭の中で文章を作り込むことはせず、箇条書き程度にとどめておきます。

 構成案や文章の内容が思いつかないテーマは、長く考えず次のテーマに移ります。自分のスキルや体験談を切り売りするブログ記事は、むりやりひねり出しても上手く書けない場合が多いです。

思いついたら即メモ

 思いついたら、すぐにメモします。右手のボールペン、左手のメモ帳がこのときに役に立ちます。

 この際、必ず立ち止まってメモをするようにしてください。歩きながら書くと、字が乱れて読めなくなるばかりでなく、道路交通的に危険な状態となります。

 また、歩いている途中、出発前には思い浮かばなかった新しいテーマが湧き出てくる場合があります。そんなときはうれしいですね。

実際のメモを公開

 私が書いた実際のメモはこちらです。

 字が汚くて何を書いているのか分かりません。赤い丸は、ブログテーマとして採用したという印です。

 右下の「メモヒロー」は「メモ披露」。つまり、メモを公開しているまさにここの部分のことです。

 その右上の「パパット」というのが何を示すのか、今となってはよく分かりません。

ジョブズも歩きながら考える

 歩きながらアイデアを練るというのは、何も特別な行為ではありません。

 アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏は、長時間の散歩をしながら頭を整理させ、斬新なイノベーションを生み出していたそうです。

 ジョブズはまた、歩きながらのミーティングもしばしば行い、新商品の発表の際もステージ上を歩きながらプレゼンテーションをしていました。近年は日本企業のトップのほか、起業家コンテストの発表者も、ジョブズ気取りで壇上をうろうろしながら話す人がずいぶんと増えた印象です。

まとめ

 今回は、歩きながらブログの内容を考える方法について紹介しました。まとめです。

・散歩の前に、テーマを思い浮かべる
・歩きながら構成案、内容を考える
・思いついたら即メモを取る
・車の少ないコースを歩き、くれぐれも交通安全で

 ジョブズのイノベーションと比べると、このブログの内容はまだまだ10兆分の1くらいの価値だと思います。

 それでも、歩きながら脳を活性化させ、皆さまに読んでもらえるブログを目指してまいりますので、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。

 次の回も一生懸命頑張ります。ごきげんよう!