40代後半 体力の限界
気温が下がり過ごしやすくなってきました。「かく企画」社員の仮面ライターです。
今年の夏はことさら暑く、8月に入るまでぐったりしていました。運動不足は顕著となり、これは良くないと動き出しました。
今回の話は、体力の限界に挑むオジサンの夏の思い出です。
暑いときには涼しいところへ
暑くなるまでは、筋トレと軽いジョギングを週に2、3回していましたが、7月下旬には夕方の散歩でもおっくになっていました。気温が下がり始めたら運動しようと決めていたのですが、クローゼットを片付けていると水着を発見。家からそれほど遠くないところの市民プールを調べてみると値段は手頃ということで行ってみることにしました。
30代前半のオジサンになりたての頃は、週に2日は泳ぎに行っていました。今回は久しぶりの水泳です。25メートルの市民プールには、夜ということもあり、人はまばら。最初は軽く1往復をして50メートルを泳ぎました。
体を包む水が少し冷たくて気持ちが良く、プールの端でちょっと休んでから再開しました。この日は、合計500メートルで腕が重くなりました。
3日後に再びプールに行きました。この日は土曜の昼間だったので、かなりの混み具合でした。ウォーミングアップに2往復(100メートル)を泳ぎ、体を水に慣らしたところ、体の調子が良く、そのまま一気に1キロ泳ぎました。25メートルプールを20往復です。
1日空けて再び泳ぎに。この日は合計で1.25キロ。無理をしないという目標だったのですが、体が良く動、もっと続けたい衝動に駆られました。
人が減ってくると、クイックターンをしている人がいました。私は、中学高校時代、何度挑戦してもクイックターンが出来ませんでした。回ることは回るのですが、足が壁にタッチせず、鼻にゴボゴボゴボ。
そんな私ですが、30代になってからクイックターンが出来るようになりました。壁際で休んでいるときに、水中に潜って、クイックターンが上手な人のやり方を観察しました。
そんな思い出が頭に浮かび、いったんは帰ろうかと思いましたが、再び水中にドボン。でも、誰もクイックターンをしません。先ほど私が見た人はすでに帰ってしまった模様。久しぶりだけど出来るはずと自分に言い聞かせて挑戦してみました。
1回目は不格好ですがなんとか回転し、「スローターン」に成功。調子に乗って、もう一度やってみると、鼻にゴボゴボゴボ。鼻から頭にツーンと来ましたが、とても楽しくて気持ちが良くなりました。
涼しい日には縄跳び
その後、気温が少し下がってきたので夕方に縄跳びをしました。
1分間の縄跳びを3回ですが、タイマーをかけた携帯電話がいつまでたっても音を出さず、恨めしい。縄跳びって、こんなにきつかったかなと思いました。
ところが、毎日1分間3回を続けていたところ、1週間後には、合計12分間飛べるようになりました。水泳のクイックターンも同じかも知れませんが、「出来ない」と決めつけないことは大事だと思いました。
少しずつ、徐々にやり続けることで、小さなことですが1週間で不可能が可能になった体験は、成長が止まったと思っていたオジサンにとっては小さいけれど、確実な発見でした。もしかしたら、自分には他にも出来るようになることがあるのではないかと、欲張った気持ちすらわいてきました。
腹囲はしまってきたけれど
順調に体を動かすようになって3週間あまり。食事とアルコールの量は変わらないのに、体重は落ち始めました。
そして、私の最大の課題である「腹囲」もしまってきました。(腹囲については過去に書いています)
ところが、ある朝、腰が重たくなりました。とても嫌な予感。時々腰痛はあったのですが、この半年は快調だったので、まさか、と思いました。
腰痛向けのストレッチをしましたが、夕方にはもっと重くなっていき、翌日にはとうとう痛みが。さらに翌日は強度の痛みに変わりました。
良くなかったのは、腰が重くなった初日に、軽めとはいえ飲酒したことなのかと、いろいろ考えました。
いきなり運動をたくさんしたという実感はなく、たくさん泳いだ翌日は、ストレッチと散歩にとどめるなど、自制してきたつもりです。
ただ、順調に運動していたので、腰痛になんかなるわけがないと、高をくくっていたところはあります。朝と夜に短時間でもストレッチをして、筋トレの強度を上げずに、もっとじっくりとやれば良かったのかも知れません。
まとめ
自分が立派なオジサンなのだと自覚したこの夏。順調に体を動かしていても、30代までとは違うのだと学びました。
自己管理は難しいとあらためて実感。私の場合、強度の腰痛が出ると、それから1カ月は続く傾向があります。
今は、朝と寝る間にしっかりとストレッチをしています。日中も座り続けたらストレッチ。筋トレも水泳も我慢して、まずは腰の回復に努める毎日です。
少しずつ、でも確実に。焦ったり、楽しくてやり過ぎたりしないように、また運動を再開したいと思っています。
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